東京まあるい学校の発達障害支援部

発達障害支援部は不登校とは関係なく

発達障害のお子さんを個別に療育する部門です。

なぜ発達障害支援部を自分でつくろうと思ったのか

私は今まで、いろいろな場所で発達障害の子どもたち、親御様と関わってきました。

そのなかで一番感じたことは「住んでいる場所、そして、関わる先生たちによって当たりハズレがある」ということ。

この”先生の当たりハズレ”という価値観は母親であれば誰もが感じることです。

大切な我が子をハズレの先生に預けたいと思いますか?

そんな訳はありません。

「我が子だけでも当たりの先生でありますように」

そう思っているはずです。

とくに発達障害の子どもたちと関わる先生は「スペシャリスト」でなければなりません。

Aちゃんは何を伝えようとしているのか。

I君はどうして物を投げたのか。

Kさんは何に興味があるのか。

F君はどこまでなら譲れるのか。

などなど・・・つねに【相手目線】で見ることができて

しかも、まわりの環境も冷静に把握できるセンスが必要です。

子ども時代はとても大切な時間です。

この大切な時間に、私は【一人でも多くの発達障害のお子さんと親御さんの役に立ちたい】

そう強く思い、「それなら自分でやるしかない!」とはじめたのがきっかけです。

内容

療育センターや放課後等デイサービス、小学校の特別支援学級や保育園などで担任を経験し

場数を踏んできた私がお子さん一人ひとりに合わせた教材と関わり方で支援します。

家と学校(または保育園・幼稚園)以外の場所に出かけることが難しい発達障害のお子さんが多い背景から

私がご家庭に出向いて「訪問型個別療育・個別相談」を行います。

お子さんの療育と親御様の相談のほかに、お子さんの家庭教師やシッター的な役割もお引き受けします。

また、ご希望により外出支援も行うこともできます。

キャンペーン中!

2020年4月~本格始動する「東京まあるい学校 発達障害支援部」は

新型コロナウィルスによる臨時休校期間中は特別料金にてサービスを提供しています。

セラピー事例紹介

①山梨県在住のSさん

重度知的障害の2年生の娘さんについてのご相談。

経験を積み重ねて行く必要があるため、週に1回ご自宅にお邪魔しました。(全60回)

「いまだに言葉らしきものが出ていないので、こちらが伝えていることが本当に理解できているのかどうかわかりません。手話も少し習っていますが、生活で使っているのは3つくらいしかありません。行きたいほうに指をさしたり、イヤな時は首を振ったり、公園から帰りたくなくて怒ったりすることで自分の意思を表現しています。

もっとコミュニケーションの幅を広げたいのですが、何かいい方法はありますか?」

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こちらのお子さんは知能検査で測定不能という結果が出ていました。

ですが、はじめて会ったときから私が「おいで~」「ここに座ろう」とジェスチャーで伝えるとちゃんと理解できていてこっちにきて座ることができました。

「これやってみよう」と手作り教材を見せるとニコニコと笑顔も見られました。

言葉での質問が多い知能検査では測定不能だったかもしれませんが、回数を重ねて向かい合ううちにたくさんのことが理解できるようになりました。

これから行く場所の写真を見せれば自分ですたすたと歩くことができました。

休みの日には親御さんが「どこへ行きたい?」と写真で選択肢を与えて選ばせることもできるようになりました。

出会った頃はトイレに行きたい時に手で股をおさえて伝えてきました。でもそれでは大きくなった時のことを予測すると習慣化してはいけないと思い、ちがう方法での伝え方を教えました。

中学生くらいの女の子が股をおさえて近づいてきたら明らかにおかしいですよねえ?

なので、トイレに行くときは必ずトイレマークをお母さまや私に見せてから行かせるよう繰り返し、習慣化にすることに成功しました。

いつでも自分から誰かに伝えられるようにトイレマークはベルト穴にぶら下げてポケットにしまっておけるようにしました。

②長野県在住のOさん

中度知的障害、自閉症スペクトラムの4年生の息子さんについてのご相談。

週1回の電話相談を基本として3ヶ月に1回は自宅訪問。(全30回)

「学校では特別支援学級に在籍しています。読み書きできるので同級生と同じとはいきませんが教科書で授業を進めています。また集団行動もできるので国語と算数以外は通常学級にいます。学校の先生方にうちの子の特性を理解してほしいのですが、なにをどう伝えたらいいのかわかりません。」

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こちらのお子さんは知能指数65です。読み書きや対話は生活に困らないくらいできます。ではいったい何を困って相談しているのか・・・

上から怒鳴りつけるような先生や体育会系の先生がとても苦手。

同じクラスのお子さんが叱られていると、まるで自分がいけなかったかのように受け取ってしまい「ごめんなさい。すみません」と自分を追い詰めてしまうのです。

また体育の授業で「○○くん、そうじゃない、こうだ!もう一回やってみろ!がんばればできる」みたいに言われると「なんて自分はダメなんだ」「どうしてできないんだ」と自分を責めて泣き出し、喘息発作を引き起こしてしまう。

一見、穏やかでみんなといっしょに楽しい学校生活を送れるお子さんと思われがちですが、本人と親御さんはそうではないようです。

私が学校に出向いて先生に直接コンサルするわけにもいきませんので、まずはお母さまに家での対応をお伝えしました。

息子さんが「どうして僕はだめなんだ」というような状況になったときには良い言葉も悪い言葉も耳には入らないので、「テレビに○○が出てるよ!一緒に見よう」「△△を買いに行きたいんだけど一緒に買い物行こう!」と大人の方で意図的に環境をガラッと変えることをお願いしました。

息子さんの興味のあることや好きなことをうまく使って環境を変え、どよ~んとしていた気持ちをいつの間にか忘れてしまう・・・という方法です。

こうすることによって家ではずいぶん笑顔が見られるようになったということでした。

学校の先生に対しては、連絡帳や面談で「家ではこうしている」とお話できたそうです。

親御様からのメッセージ

先生向けコンサル事例紹介

①療育センター新採用のSさん

Sさんは私と同い年。大学で社会福祉を学んでいたようですが、発達障害児と触れ合うのは初めて。

ということで、私が新人教育を任されました。

まずは障害の特徴について。

私たちの受け持ったクラスは自閉症、注意欠如多動症に加えて重度知的障害もあわせ持つお子さんがほとんどでした。

「自閉症とは~」「注意欠如多動症とは~」「知的障害とは~」と一般的な特長や得意なこと、苦手なことなどを理解してもらいました。

そのうえでクラスのお子さんひとりひとりにあわせて、どう接するのがいいのかを教えました。

「R君はIQ35の自閉症児です。言葉で伝えるだけだとわかりにくいので、その時に移動する場所や使うものなどを具体的に提示して「次はこれだよ」と言うと自分で行動できます。

「T君はIQ30の自閉症児です。おもちゃよりは体で感じることが好きなので、トランポリンや高い所から飛び降りるなどダイナミックな遊びが好きです。狭い所に入ると落ち着くので、プレイエリアの端に一人だけ入れる居場所があります。そこではキラキラした紙吹雪を舞うようにして自分で遊んでいます。

このようにしてクラスひとりひとりと接しながら毎日その場その時の状況にあわせて「今はHさんにはこうしたほうがいいよ」「どうしてIさんはこういう態度をとっているのかな?」といっしょに考えながら経験を積み上げていきました。

そして、年度末にはすっかり独り立ちしたSさんがいました。

②療育センター新採用Kさん

Kさんは私よりも3歳上。大学では心理学を学んでいたようですが、前職は保育園。

保育園にも発達障害児がいたそうですが、自分のクラスにはいなかったということで

やはりこの方も、発達障害児ときちんと向かい合うのは初めてということでした。

ふたたび私が新人教育を任されました。

私たちのクラスは自閉症、注意欠如多動症に加えて重度知的障害もあわせ持つおこさんばかりです。

障害の特徴などは大学の講義で聞いたり、本で読んだりして基本的な知識はありました。

保育園で小さいお子さんたちと触れ合ってきた経験もあることから、即現場でクラスのお子さんと接しながらその子の特徴や嫌いなこと好きなこと、得意なこと苦手なこと・・・さらにはご両親がどんな方なのか、障害に理解はあるのかなどを教えていきました。 3ヶ月くらいであっという間に独り立ちできるほど、努力家の方でした。

③公立保育園

私は公立保育園で発達障害児担当として勤めた経験もあります。

毎年園児のなかに発達障害児が増えて行く現状のなかでどう対応すべきかわからずに困っていたそうです。

そのときに一緒に担任をしたMさんは年齢はかなり下でしたが、保育士としての経験は6年も先輩でした。

もう一人の担任は大ベテランの主任保育士でした。

このクラスのなかには2名の発達障害児と1名の身体障害児が在籍。

今まではまわりのお子さんと同じことをさせようと嫌がって泣いていても無理にその場にいさせたり、何度も叱って言う事を聞かせようとしたりしていたそうです。

そこでO君専用のエリアをつくり、興味のある本やパズル、学習プリント、手作り自立課題などを設置しました。

自分の居場所で落ち着いて過ごした後は、他児といっしょに朝の会や誕生日会などにも座って参加できる時間が増えていきました。

運動会などの一大イベントでは、出場種目以外の時間は外で応援するのではなく、自分のクラスに戻ってストレスなく落ち着いて過ごさせるよう工夫しました。

また「トイレに行きたい」と伝えられなかったO君ですが、トイレマークを指さしてからトイレに行くことをくり返しているうちに自分からトイレマークを私に見せてくれるようになりました。

園での過ごし方が落ち着いてきたO君を目にして、まわりの保育士が「へえ~無理やり座らせなくても自分から座るようになるんだ~」「いつも部屋から飛び出して追いかけ回していたのに、ずいぶん減ったね~」と私とO君の関わり方に興味をもってくれるようになりました。

他のクラスにも何人か発達障害児がいたので、「うちのクラスのAちゃんはすぐに高い所に登るんだけどどうしたらいいですか?」「Bちゃんはまわりのお子さんと比べてお絵描き、工作、学習プリントが全然進まないのですがどうサポートしたらいいですか?」などなど次々と他のクラスの保育士からも具体的なアドバイスがほしいと依頼を受けていました。

④公立小学校の特別支援学級

校長先生と教頭先生からの熱いラブコールを受けて特別支援学級の担任となりました。

在籍児童は3名。

特別支援学級の補助教員Tさんは発達障害児と関わってきた経験が7年もあるベテランです。

私が担任として赴任して実際にお子さんへの関わりを見せるなかで「今までの7年間、何をしてきたんだろう・・・」「今までの子どもたちに申し訳ない」と口にするようになりました。

それと合わせて「今までの担任の先生方はいったい何を学んできたんだろう」とも話してくれました。

補助教員という立場はあくまでも担任の先生の補佐という位置づけなので、責任をとるようなことはできません。

担任の先生に「これ作っておいてください」「この子といっしょに外に出て下さい」などと言われて「はい、わかりました」と指示通りにする・・・という立場なのです。

だから今までも担任が代わるごとにその先生に頼まれたことだけをしてきたそうです。

私は言葉だけでは難しいお子さんのために学校内の必要箇所の写真を撮り、コミュニケーションカードを作ったり、特別支援学級の部屋の中にパーテーションを設置したり、プレイエリアとワークエリア、集会エリアを分けたり、自立課題用の棚を手作りしたり・・・と今までには見たことのない公立小学校での取り組みを行いました。

みるみるうちに変わっていくお子さんの様子を目の当たりにして、Tさんから思わずポロっと無意味な7年間の後悔の言葉が出てしまったようです。

他校の特別支援学級の担任の先生方からも「うちの学校に来て教えてほしい」と言われるほどでした。

他社との比較

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